高野町議会 > 2022-03-02 >
令和 4年第1回定例会 (第1号 3月 2日)

  • "先ほど"(/)
ツイート シェア
  1. 高野町議会 2022-03-02
    令和 4年第1回定例会 (第1号 3月 2日)


    取得元: 高野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 4年第1回定例会 (第1号 3月 2日)                令和4年         第1回高野町議会定例会会議録(第1号)        第1日(令和4年3月2日 水曜日)          午前10時06分 開会     第 1 会議録署名議員の指名について     第 2 会期の決定について     第 3 諸般の報告     ***町長施政方針並びに提案理由説明***     第 4 承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度高野                町一般会計補正予算(第7号))     第 5 承認第 2号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度高野                町一般会計補正予算(第8号)) 2 出席議員(9名)    1番 松 谷 順 功         2番 大 谷 保 幸    3番 菊 谷   元         4番 新 谷 英一郎    5番 中 迫 義 弘         6番 中 前 好 史    7番 大 西 正 人         8番 欠 員
       9番 負 門 俊 篤        10番 﨑 山 文 雄 3 欠席議員(0名) 4 事務局職員出席者   事務局長  中 西   健   書記    倉 本 文 和 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       森 下 英 男   会計課長      辻 本 寛 美   企画公室長     辻 本 和 也   総務課長      古 倉   充   観光振興課長    茶 原 敏 輝   福祉保健課長    尾 家 和 代   建設課長      苗 代   勝   生活環境課長    小 西 敏 嗣   防災危機対策室長  井 上 哲 也   診療所事務長補佐  保 坂 充 子   消防長       中 西   清   教育次長      田 中 宏 人   富貴支所長     岡 本 哲 明                午前10時06分 開会 ○議長(松谷順功) 開会に先立ちまして、今定例会の運営について申し上げます。今定例会におきましても、新型コロナウイルス感染予防のため、マスクを着用することといたします。また、発言については、町長並びに教育長は登壇の上、発言をお願いいたしますが、その他の執行部及び議員は、原則、自席にて発言することといたします。また、本議会会期における審議等の模様をウェブカメラにてライブ配信を行いますので、議員の皆様及び当局にお知らせいたします。  それでは、ただいまから令和4年第1回高野町議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において、10番﨑山君、2番大谷君を指名します。  日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月17日までの16日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日から3月17日までの16日間と決定しました。  お諮りします。議事の都合により、3月3日、4日、5日、6日、7日、8日、12日、13日、14日は本会議を休会としたいと思います。これに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、3月3日、4日、5日、6日、7日、8日、12日、13日、14日は本会議を休会とすることに決定しました。  日程第3、諸般の報告を行います。  地方自治法第121条の規定により、本定例会の説明のため出席を求めた者は、町長並びに教育長であります。  高野町監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により例月出納検査報告については、お手元に配付した報告書をもって報告とします。  当局からの報告事項はありませんか。  古倉総務課長。 ○総務課長(古倉 充) 本日、高野山総合診療所苗代事務長が所用のため欠席となっております。代理といたしまして、保坂課長補佐が出席をいたしますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(松谷順功) ほかにはありませんか。  なければ、ここで消防長より、令和3年12月第4回定例会での議案審議における説明について訂正の申出がありましたので、許可します。  中西消防長。 ○消防長(中西 清) 令和3年第4回高野町議会定例会における議案審議におきまして、7番議員から御質問のありました議案第67号、高野町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例についての説明で、消防団員が安心して消防・防災活動を行うことができるようにするために加入している福祉共済につきまして、85歳から加入資格がなくなり、補償の対象ともならないと発言しましたが、この点につきましては誤りで、正しくは80歳6か月以上となった時点にて加入資格がなくなり、当該年度をもって補償の対象からも外れることとなります。私の認識違いであり、説明の訂正をいたしますとともに、深くおわび申し上げます。  以上でございます。 ○議長(松谷順功) これをもって諸般の報告を終わります。  平野町長に施政方針並びに提案理由の説明を求めます。  平野町長。 ○町長(平野嘉也) 皆様、おはようございます。  このたび令和4年第1回高野町定例会の御案内を申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。後ほど説明させていただきますが、今回の案件は、承認2件、議案29件であり、御審議のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。  さて、新型コロナウイルス感染症は、オミクロン株により全国で感染者が増大し、医療体制の逼迫が問題となっておるところでございます。オミクロン株については非常に感染力が強く、全国でも子供や高齢者の方を中心に感染者が非常に多くなっておるところでございます。国内感染者は400万人を超え、いまだに増え続けております。しかし、オミクロン株による感染拡大は続いているものの、増加率は急拡大ではなく、またワクチンの3回目接種も始まったことから、第6波の出口に向かって徐々に動き始めているのかもしれません。  しかし、経済活動をはじめとする社会への影響については、いましばらく続く可能性もありますので、しっかり状況を見極めながら、行政として全職員ワンチームで取り組んでまいりたいというふうに思っておるところでございます。  国では、現在、第28回通常国会が開催されております。新型コロナウイルス対策等を盛り込んだ令和3年度補正予算は昨年末に成立して、新型コロナ対策としてワクチンの接種体制の整備や飲み薬、医療体制の確保など、社会経済活動の再開に向けては、無料検査の実施やワクチン、治療薬の研究開発、生産体制の整備などの対策が既に始まっております。また、まん延防止等重点措置の運用につきましては、5県が2月20日までの期限で解除となっており、1道1都2府27県が3月6日まで期限が延長されております。  現在、感染が拡大しておるオミクロン株につきましては、令和4年2月4日の新型コロナウイルス感染症対策分科会提言を踏まえ、政府、地方公共団体及び事業者等は、現行の対策に加え、オミクロン株の特徴を踏まえた感染防止策を強化する必要がございます。住民の皆様にも基本的な感染対策を徹底していただくことに加え、外食等はなるべく少人数で、黙食を基本とし、会話をする際にはマスクの着用を徹底すること。特に、高齢者の死亡も急増しております。高齢者や基礎疾患のある方及びこれらの方と日常的に接する方は、感染リスクの高い場面、場所への外出は控えていただき、家庭内においても室内を定期的に換気するとともに、小まめに手洗い、消毒を行い、高齢者、また子供への感染防止策を徹底することが求められております。  そのような中、高野町におきましては観光動態を少し説明させていただきます。  令和3年度は全体で118.3万人の入り込みがありまして、日帰り客は、前年度比2.5万人減の112.9万人、また、宿泊客は4,768人が増加いたしました。宿泊客のうち外国人宿泊客は7,594人で、前年度比10万1,399人減となっております。しかし、令和2年度に比べては若干伸びております。理由としまして、新型コロナウイルス感染症の流行による世界的な移動制限や、国内でも緊急事態宣言の発出により不要不急の外出制限が大きく影響しております。  また、自動車の入り込み数につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、前年度比1.1万人減の106.5万人でありましたが、制限緩和がされている期間は少しずつ増加傾向にもあり、また公共交通についても新型コロナウイルス感染症の影響が非常に大きく、自粛期間と自粛緩和の期間との増減の差が現れました。高野町の経済対策の効果も多少あったと思います。自動車での入り込み数が非常に多く、想定していた大幅な減少にはなりませんでした。  移動手段に関しては、個人単位が非常に増えてきておるのが現状でございます。電車、また観光バス等での当町へのお客様はまだまだ少ないというのが認識でございます。おおむね宿泊客は多いときに比べて4分の1程度になっておりますので、今後、この宿泊客をどう伸ばしていくかというのが高野町としての課題でもあります。  プレミアム商品券の第2期が今後行われると思います。宿泊にしっかりつながるように、また国のキャンペーンがあるならばそれと重ねて、ゴールデンウイークから秋頃までに事業を打ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。  その一つの流れとして、1つの学会も誘致することができました。日本眼科角膜学会角膜移植学会を誘致することができました。日頃から県立医科大学の先生方といろいろなところで交流する中で、ぜひ高野町で医療の学会をしよう、その中でも眼科の学会をしようということで、令和7年、2025年の2月20日から23日の木、金、土、日の4日間、全国から約1,000人の方々がお越しになる約束をすることができました。今後、高野町への宿泊が増えるように、このような学会等の誘致もしっかりと進めてまいりたいというふうに思っております。  そういうような皆様の御協力、そういうものをいただきながら、オミクロン株が収束に向かうことになれば、全国から、また海外からのお客様を安心してお迎えできる環境が一刻も早く整えられるように、引き続き、国に対して働きかけをしていきたいというふうに考えております。  そのオミクロン株の急拡大でございますが、1月の第2週、前週比で全国では369%増、第3週で248%という急拡大でございました。近隣でいいますと、大阪府が458%、そして第3週が256%。和歌山県は、第2週が1,446%増、第3週が229%増ということでございました。本町におきましても、この第6波に対して3週目の1月24日より2班体制とさせていただきました。これは感染者、また濃厚接触者が多数出たときに機能が完全停止しないように、危機管理の一環で行うことにいたしました。これと並行して、各課作成したBCP計画もできる限り活用できればという思いで、この2班体制を敷きました。  感染者や濃厚接触者が増加することにより、エッセンシャルワーカー等の不足で社会機能の維持が困難になることは誰しもが容易に分かる段階になっております。それらも関係して、本町の2班体制期間中に濃厚接触者待機期間も14日から10日、その後10日から7日、僅か半月の間に濃厚接触者の待機時間も変更になりました。また、2月の第2週、7日の週から、前週比で増加率が100%を切るようになってきたことなど、収束にはまだまだ道のりはございますが、急拡大時は回避できたのではないか、また、さらに各庁舎内の共用部分、例えばトイレ、そして電話の受話器、またドアノブ、給湯室の蛇口のレバーや電気のスイッチ、コピー機のボタンなどのさらなる消毒の徹底、また毎朝の検温、そして体調調査の徹底をすることで、2月24日に通常体制に戻すことを判断いたしました。  この間、メール配信サービスやホームページにてお知らせして御承知のとおりと思いますが、消防職1名、一般職2名の感染事例がありましたが、こういう体制で業務を停止させることもなく、また当該職員も元気になって復帰しておることを報告させていただきます。  今後、あってはほしくないですが、1月半ばまでのような急拡大や庁舎内での大きな感染事例があれば、その都度、臨機応変に対応してまいりたいというふうに考えております。  また、感染拡大への対応としても、本町も3回目のワクチンを精力的に進めております。医療従事者以外で65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する方、また6か月を経過しておる2回接種が済んでおる方に対して、接種券の配布を行っております。おおむね7割を超える予約も受けておりまして、3月2日、今日の収容時点で64.4%の方が接種済みとなる予定となっております。近隣の市町、また和歌山県の状況を見ますと、非常に高野町はワクチン接種が3回目も進んでおるということを報告させていただきます。  今後は、ワクチン接種もそうですが、内服薬等にも期待をしたいということでございます。先月の25日には、日本のメーカーが厚生労働省製造販売承認申請も行い、また早期に使用できるような閣議決定も昨日されました。本格的なウィズコロナ社会になるようなことに大いに期待してまいりたいというふうに思います。  それでは、本定例会において御審議いただく議案等について御説明させていただきます。  承認は2件であります。  承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度高野町一般会計補正予算(7号))は、コロナ克服・新時代開拓のための経済対策により創設された令和3年度子育て世帯等臨時特別支援事業では、子ども・子育て支援として、児童を養育するものの年収の上限を960万円とした上で、ゼロ歳から高校3年生までの子供1人当たり10万円相当の給付を行うこととされ、先行給付に係る経費1,600万円を予算措置するための一般会計補正予算(6号)を令和3年12月議会追加議案にて提出して承認していただいたところでございますが、本町では子育て世代の利便性や迅速な給付、また事務費削減の観点から、5万円相当のクーポン券による給付を現金給付として、先行給付分と一括給付することを決め、必要な経費1,500万円の予算補正新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の実施が決定されたことを受け、令和3年度一般会計補正予算(第5号)について、必要な経費について予算措置をしたところではありますが、その後、モデルナ製のワクチンの交互接種が承認される見通しとなって、本町への配分が決定いたしました。それにより、モデルナ製のワクチンの納入予定が1月下旬となったことから、専用冷蔵庫の設置を急ぐこととなり、予算追加の緊急措置が必要となったことによる専決処分でございます。  続きまして、令和3年度高野町一般会計補正予算(8号)の専決処分の案件でございます。令和3年11月19日に閣議決定したコロナ克服・新時代開拓のための経済対策、感染症の影響により厳しい状況にある方々の事業や生活、暮らしの支援について、国の令和3年度補正予算(第1号)に盛り込まれた住民税非課税世帯等に対する給付事業が実施決定いたしました。様々な困難に直面する方々が速やかに生活、暮らしの支援を受けられることの重要性を鑑み、早急に給付手続を進めるために、一般会計補正予算(8号)にて予算要求し、システム改修等の時間を要する対応に少しでも早く着手する必要があったため、専決処分とさせていただきました。  また、テレワーク交付金につきましては、当初予定していた事業者の応募が諸事情によりなくなり、テレワーク促進事業補助金を減額いたしました。  議案は29件でございます。  第1号、高野町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の制定については、過疎法の高野町過疎地域持続的発展計画の策定に伴う固定資産税の特例(課税免除)の適用を行うため、本条例を制定するものでございます。  議案第2号、高野町神谷簡易給水施設設置等に関する条例の制定については、地方自治法204条の2第1項に基づき、神谷簡易給水施設を設置し、神谷簡易水道事業が給水人口の減少による水道法第11条の廃止により事業形態を簡易給水施設に変更して、引き続き、施設の管理を行うものでございます。  議案第3号、高野町犯罪被害者等支援条例の制定については、犯罪被害者等基本法に基づき、犯罪被害者等の支援のための施策に関する基本事項を定めるもので、犯罪被害者等が平穏な生活を取り戻すまでの間、関係機関と役割分担をしながら支援を途切れなく行うものでございます。  議案第4号、高野山森林公園及び管理条例の一部を改正する条例については、遊休となっていた管理棟をテレワークの拠点とするため、令和2年度の環境省の補助金、そして令和3年度は内閣府のテレワーク交付金を利用して、高野山のテレワーク、ワーケーションの拠点として整備をしたことに伴い、管理棟の名称をテレワークセンターに改称、また使用料を規定するための改定を行うものでございます。  議案第5号、高野町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでございます。未就学児の被保険者均等割額の減額に関し、高野町国民健康保険税条例の一部改正が必要となったため、子育て世帯経済的負担軽減の観点から、未就学児の被保険者均等割額の減額を行うことに関し、条例の一部を改正するものでございます。  議案第6号、高野町学校給食センター設置及び管理条例の一部を改正する条例については、給食センター移転に係る住所、番地変更のための改正で、学びの交流拠点事業の1つである新給食センターが令和4年3月中に完成する予定でございます。現給食センターと同じ敷地内に建設、開設となりますが、番地が変更となるためでございます。  議案第7号、高野町消防本部手数料条例の一部を改正する条例については、地方公共団体の手数料の標準に関する政令に定められる手数料の標準額の見直しが行われたためで、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律の規定に基づく認定や許可の申請に対する審査手数料について、積算基礎となる人件費単価物価費単価が減少したことにより、事務に係る手数料を引き下げるものでございます。  議案第8号、高野町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてでございます。消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部改正に伴う所要の改正により、消防団員等公務災害補償を受ける権利を担保とする特例を定めた当町消防団員等公務災害補償条例第3条第2項ただし書を削除するものでございます。  議案第9号、令和3年度高野町一般会計補正予算(9号)でございます。令和3年度の実質的最終予算となる見込みでもあり、新型コロナウイルス感染症の影響から事業実施できなかった不用額、しゃくなげ融資1億円を含む額でございますが、1億2,154万円を減額するとともに、既決事業の確定、または確定見込みを踏まえた調整を行うものでございます。一方で、翌年度事業の一部を前倒しして実施する橋梁長寿命化修繕事業に330万円、また新規採用消防職員消防学校入校準備として制服等購入費211万9,000円及び外国語活動外国語教育充実事業の実施に伴う備品購入等の調整を行ったことから、補正予算額は2億6,600万円の減額となり、補正後の予算額は56億3,710万円となり、翌年度に繰り越す8事業を繰越明許として設定するものでございます。  議案第10号から第16号は、6特別会計、1企業会計の補正予算でございます。  議案第17号、令和4年度高野町一般会計予算でございます。高野町の令和4年度の当初予算は、4月に町長選挙が行われるため、経常的な経費や継続的な事業に係る経費、社会情勢の急激な変化や町民生活に直接関わる喫緊の課題に対応するため必要な経費などを計上する骨格予算を編成させていただいております。通常であれば骨格予算は例年と比較して小さい規模、予算規模となるべきところですが、既に着手しております学びの交流拠点整備事業の計上、また国城寮建て替え分担金が増額になったほか、昨年度に引き続き、新型コロナウイルスワクチンを推進するためのものでございます。  主な継続事業で大きな予算計上をされておりますのは、町の最重要施策として昨年度より着手しております、学びの交流拠点整備事業計画どおりに、また令和4年度はこども園、また本校舎の建設に着手すること、そして筒香地区飲料水供給施設整備事業についても令和4年度末の供用開始を目指し、引き続き、重点事業として計画、計上しております。そのほか、地域おこし協力隊事業の隊員4名を新たに募集するための経費を計上しております。また、令和4年度は町長選挙、また和歌山県知事選挙参議院議員通常選挙選挙関連費用が発生することから増額となり、これらの結果、新年度予算案の歳出総額は52億円となり、前年度に比べて4億8,600万円の増額となっております。  歳入では、森林環境譲与税において、最新の人口等が算定に反映されるため増額となったほか、起債充当事業が増えたことから町債が増額となっております。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響により、町税の減収が見込まれるために減額計上したほか、町営住宅の改修が一定程度終了したことから国県補助金が減額となり、歳入総額は歳出と同じ4億8,600万円増の52億円となっております。  今後、新型コロナウイルス感染症の情勢を見ながら進めることが求められると思います。町として県や国と連携しながら、必要な案件については強い要望活動を展開してまいりたいというふうに考えております。  議案第18号から議案第28号は、10特別会計1企業会計の令和4年度当初予算であります。  続きまして、議案第29号、高野町課設置条例の一部を改正するにつきましては、機構改革を行い、防災危機対策室総務課内室に配置するためのものでございます。平成26年度までは総務課内にありました防災対策推進室を、平成27年度より1つの課として防災危機対策室として新設させていただきました。以来7年間、自主防災組織の創設、また資機材の充実、またハザードマップの作成・配布、また食料備蓄や照明器具、蓄電池の充実など、ソフト・ハード両面の防災対策を実施し、所期の目的は着実に達成したというふうに考えております。  また、この間、何度も発生した台風などによる災害発生時において、当該防災危機対策室は全課に対して的確な指示を出すとともに、防災対応の計画の中で、職員の皆さんの災害対応意識は以前より高度になっていると実感しておるところでございます。  また、町内全域で創設されておる自主防災組織自治会組織とほぼ重なっていることもあり、今後は現防災危機対策室で備えてきた内容を確実に実施、住民、職員間での意識をさらに高めていきたいというふうに考えております。平常時と同じく災害時においても総務課が役場組織の中心となるよう一元化を図るため、総務課防災危機対策室として配置したいと考えております。さらには、少ない職員で効率的な行政を行っていくことはもちろん目的ともしております。  条例には上がっておりませんが、観光振興課の課の中でも、移住・定住に関する係を設置したいというふうに考えております。
     議案については以上でございます。  各議案の詳細につきましては担当課長より御説明いたしますが、どうぞ慎重審議を賜りまして、御同意いただきますようお願い申し上げ、開会に当たりの提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 日程第4、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度高野町一般会計補正予算(第7号))を議題とします。  本件について、提出理由の説明を求めます。  辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) おはようございます。  承認第1号、専決処分の承認を求めることについて。  令和3年度高野町一般会計補正予算(第7号)については、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙専決処分書のとおり専決処分したから、同条第3項の規定によりこれを報告し議会の承認を求める。  令和4年3月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  次のページを御覧ください。  専決第10号、専決処分書。  地方自治法第179条第1項の規定により、下記のとおり専決処分する。  令和3年12月15日。  高野町長 平野嘉也。  記。  1、令和3年度高野町一般会計補正予算(第7号)  別紙のとおりです。  次のページを御覧ください。すみません、もう1枚おめくりください。  令和3年度高野町一般会計補正予算(第7号)。  令和3年度高野町の一般会計補正予算(第7号)は次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,570万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ58億2,200万円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和3年12月15日専決処分。  高野町長 平野嘉也。  7ページを御覧ください。  2 歳入。  15款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、補正額1,500万円、補正後の額4,217万円、2節1,500万円。3目衛生費国庫補助金、補正額68万円、補正後の額9,447万円、1節68万円。  21款諸収入、4項雑入、9目雑入、補正額2万円、補正後の額1億1,640万1,000円、1節2万円。  3 歳入。  3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、補正額1,500万円、補正後の額5,396万円、18節1,500万円。  4款衛生費、1項保健衛生費、5目新型コロナウイルスワクチン接種事業費、補正額68万円、補正後の額4,892万4,000円、14節15万2,000円、17節52万8,000円。  14款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額2万円、補正後の額2,954万6,000円。  以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 辻本企画公室長に申し上げます。今、読み上げのところで、8ページですか、歳出のところ歳入って読まれましたので、歳出に訂正してください。 ○企画公室長(辻本和也) 3 歳出です。失礼しました。 ○議長(松谷順功) これで提出理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度高野町一般会計補正予算(第7号))を採決します。  お諮りします。  本件は承認することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度高野町一般会計補正予算(第7号))は、承認することに決定しました。  日程第5、承認第2号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度高野町一般会計補正予算(第8号))を議題とします。  本件について、提出理由の説明を求めます。  辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) 失礼します。  承認第2号、専決処分の承認を求めることについて。  令和3年度高野町一般会計補正予算(第8号)については、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙専決処分書のとおり専決処分したから、同条第3項の規定によりこれを報告し議会の承認を求める。  令和4年3月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  次のページをお願いします。  専決第1号、専決処分書。  地方自治法第179条第1項の規定により、下記のとおり専決処分する。  令和4年1月4日。  高野町長 平野嘉也。  記。  1、令和3年度高野町一般会計補正予算(第8号)  別紙のとおり。  2ページ、めくってください。  令和3年度高野町一般会計補正予算(第8号)  令和3年度高野町の一般会計補正予算(第8号)は次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,110万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億310万円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和4年1月4日専決処分。  高野町長 平野嘉也。  7ページを御覧ください。  2 歳入。  11款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、補正額7,206万1,000円、補正後の額21億8,584万5,000円、1節7,206万1,000円。  15款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、補正額3,358万5,000円、補正後の額1億3,851万4,000円、1節3,358万5,000円。2目民生費国庫補助金、補正額6,866万4,000円、補正後の額1億1,083万4,000円、1節6,866万4,000円。  18款寄附金、1項寄附金、1目一般寄附金、補正額25万5,000円、補正後の額1,764万5,000円、1節25万5,000円。  19款繰入金、2項基金繰入金、4目ふるさと応援寄附基金繰入金、補正額9,354万3,000円の減、補正後の額5億6,486万9,000円、1節9,354万3,000円の減。  次のページをお願いします。21款諸収入、4項雑入、9目雑入、補正額7万8,000円、補正後の額1億1,647万9,000円、1節7万8,000円。  3 歳出。  2款総務費、1項総務管理費、5目財産管理費、補正額6,429万8,000円、補正後の額6億9,622万円、24節6,429万8,000円。7目地域振興費、補正額6,215万8,000円の減、補正後の額7,877万8,000円、12節425万7,000円の減、14節209万9,000円、18節6,000万円の減。  2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、補正額220万円、補正後の額1,753万5,000円、12節220万円。  3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、補正額6,866万4,000円、補正後の額2億7,429万2,000円、3節26万5,000円、10節3万3,000円、次のページをお願いします。11節21万1,000円、12節115万5,000円、18節6,700万円。  3款民生費、2項児童福祉費、2目母子福祉費、補正額30万8,000円、補正後の額465万円、18節30万8,000円。  8款土木費、2項道路橋梁費、1目道路維持費、補正額700万円、補正後の額7,266万4,000円、12節480万円、15節220万円。  14款予備費、1項予備費、1目予備費、補正額78万8,000円、補正後の額3,033万4,000円。  以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提出理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。  7番、大西君。 ○7番(大西正人) 失礼をいたします。1点お聞きしたいと思います。  9ページになります。9ページ、7目18節の高野町テレワーク促進事業補助金6,000万円の減ということで、国庫支出金のほうが減っとるわけなんですが、これは私も質問もさせていただいて、非常に今の時期にいい補助金を取っていただいた、ということで持ち上げたようなところもございまして、住民の方にも、どんな事業になるのかなと、楽しみにしとくわよというようなお声も頂いておったわけですが、事業を引き受けてくださるところがなかったというようなことだと思います。  今、高付加価値化の事業というのが非常に進んでおりまして、いろんなところで事業を行っていただいております。これから見ますと、テレワークの促進事業というところも何とか形づけていただいて、これからの時代に乗っていけるような足場づくりができればなと思っておったんですが、どうも引き受け手のほうで難色を示されたというようなことやと思うんですけども。  何回か説明会も開かれてそういう促進を図ったわけなんですけども、どういうことで使い勝手が悪くてどこも実施されるような事業所がなかったのか、その辺の説明をいただきたいと思います。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 失礼します。  御質問の件ですけれども、まずこのテレワーク促進事業補助金につきましては、宿泊事業者を中心に9月に事業説明会を開かせていただいて、10者程度、事業者が集まってくれました。その中で1事業者、手を挙げていただくところがあって協議を進めておりましたけれども、こちらが提案するこの補助金の内容と事業者のほうが思われていたこういうふうな改修をしたいというところのそごというんですかね、ここがありまして、またそこの事業者におきましては、過去に国や県の事業費を使って当該箇所の改修も行っていたということがあって、やはり一旦国の補助金で改修したところをまた新たにさわっていくということに対しての少し抵抗もございまして、最終的にはちょっと離脱するということで辞退をされてしまいました。  やはり議員おっしゃっているとおり、観光庁の既存観光拠点の再生高付加価値化推進事業ということで、13軒ぐらいの宿泊事業者の方がいろんな高付加価値化改修を進められております。やはり事業費4,000万円、補助金2,000万円というようなところで動いておるところもありまして、やはりあれもこれもできないというところもやはりありますし、あと新型コロナで観光のほうが停滞をして2年目になってきております。この中で、やはり内部留保も含めて体力的な問題もあって、やりたいけれどもちょっと今無理というような状況もあるのかなというふうに思います。
     私たちにしてみても、高野山森林公園の管理棟のほうの工事が進んで、サテライトオフィス、それとワーケーションのできる会場というのが整備されておりますので、やはり事業者の中で1件でも2件でも手を挙げていただいて、まち全体でこのテレワークについての促進というところができればと思っておったんですけども、ちょっと残念な結果となってしまいました。  ただ、令和3年度につきましてはこういうことですけれども、この流れをしっかり令和4年度以降にも続けていきまして、ぜひ成果の上がるような、ちゃんと企業が来てくれるような形に持っていきたいなというふうには思っておりますので、どうぞ御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 7番、大西君。 ○7番(大西正人) そのような内容で1事業者と最終的に合意に至らなかったというようなことでございますけれども、もう少し使い勝手の説明を早くしておけば、もうちょっと違う形になっておったのかな。そうか、その高付加価値化のほうで非常にそれだけ需要があるというのであれば、また別の形の補助金を獲得するということもできたんではないかなという懸念もありますけれども、この失敗といいますか、経験を生かしまして、次につなげるようにしていただきたいと思います。終わります。 ○議長(松谷順功) 答弁はよろしいですか。 ○7番(大西正人) もしありましたら。 ○議長(松谷順功) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 7番議員のお尋ねにお答えさせていただきます。  テレワーク促進での補助金事業、また高付加価値等の観光庁からのそういった事業、いろいろな案件を高野町としてエントリーして、予算を獲得してきております。その中で、高付加価値のほうが使い勝手がいいとか、そういうような流れで、多くの事業者さんが次の観光に向けて、誘客に向けて、いろんな整備を今、町なかでもされておるというふうに思います。  そのようなところで、テレワークの交付金の事業なんでございますが、額が非常に大きかったというところで、もう少し時間、そういうものも町としては欲しかったかなというのもございます。応募も短いし、締切りも短い。そういった中で、事業者さんにも急遽説明しに行くというような中で進めておった内容でございますが、今回は事業者様の御事情で辞退されたということではございますが、引き続き、このような交付金が出てくることも予想できます。そういったときにしっかり今回よりも使い勝手のいい補助金を町としてもまたさらに探し出して、多くの皆様に使っていただけるように皆様に周知をしていきたいなというふうにも思っております。ありがとうございます。 ○議長(松谷順功) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。  2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) 10ページの臨時福祉給付金6,700万円の件なんですけども、前の7ページに民生費国庫補助金6,866万4,000円の中の住民税非課税世帯等分となっとんですけども、1人頭10万円ずつの国からの補助金と思います。  自分の筒香地区の人が、あの人お金もうとるのに、自分とこに何で来ないのというような話を聞かせてもらいました。そこら辺のとこ、ちょっとどういう状態で払われるというか、どういう世帯の人に払われるんか、そこら辺のとこちょっと、すみませんけども、説明をお願いします。 ○議長(松谷順功) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 今の御質問について御説明をさせていただきます。  まず、交付金の名称のとおりなんですけれども、住民税の非課税世帯に対して給付されるということでございます。令和3年12月10日を基準日といたしまして、住民税非課税世帯及び未申告の世帯におかれまして、確認書というものを送付させていただいております。世帯全員が課税者に扶養されていないということ、そして、世帯の中に課税相当の所得があるにもかかわらず未申告の方という、2点の確認が取れた世帯に対して給付を行うというものでございます。  この方々につきましては、このシステム改修もさせていただいております。これは課税情報を見せていただきまして、こちらのほうで該当する方540名、高野町の中で540名おられます。その中で、540名のうち19名は未申告の世帯でございましたけれども、この方々に対して確認書というものを送付いたしました。  確認書で何を確認していただくかといいますと、去年、1人当たり10万円、国が支給する交付金がありましたけれども、そのときのお口座に振込をさせていただくということを書かせていただきまして、それでよいかという確認のこと。それと、高野町の中で皆さんお住まいであって、世帯が別で、世帯が別の息子さんや娘さんなどに扶養されているような場合は税情報で確認できるんですけれども、高野町以外のところにお住まいの親族等に扶養を受けている方に関しては確認が取れませんので、そういう方々がおられましたら申告いただくということで、確認書を送らせていただいてます。  それに加えて、その方々は確認書を返送いただくという作業になります。あと、令和3年1月2日以降高野町に転入された世帯で、他市町村と情報連携ができない、課税情報が分からなかった世帯に対して申請書を送付いたしております。その方々につきましては、非課税証明書を提出していただくことを付して申請書を提出いただくこととなっております。  あと、家計急変世帯という分野もございまして、こちらは新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、2021年1月以降に収入が減少し、住民税非課税相当の収入になった世帯、そちらを家計急変世帯と呼びますけれども、そういう方々に対して支給をすると。こちらに関しましては広報等でお知らせはしておりますけれども、どなたが該当するか、今の状態では分かりませんので、申請いただくこととなっております。  以上です。 ○議長(松谷順功) 2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) なかなか難しい回答やったと思うんですけども、12月10日をもって決めたと。この時点でその年の、12月10日となれば、これは年度というか、令和2年度の所得ということになる。令和3年度に所得がある人のとこにも送られた可能性があるということもあるわな。確認書で調べとると思うんだけども、うその、まあいうたら内容のやつを、もうありませんってな内容を送ればその交付金をもらえる、というような場合があると思うんだけども。それと、その分かったときに相手から返してもらうというような、そういうシステムになってるの、なってないの。そこら辺どう、ちょっとすみませんけども。 ○議長(松谷順功) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) これは国の制度設計ですので、議員おっしゃるとおり、令和2年の収入を見させていただいて非課税かどうかという判断になります。今現在、収入が減っているという方については申請いただくと。自分ところは所得が減ってるんやよということを申請していただくということになっておりますので、そんな方々には、どうぞ福祉保健課のほうにお問合せいただけましたら、また丁寧な説明もさせていただきますけれども。  所得なので、返金というか、令和2年の所得が非課税の方が対象となっているので、返金ということは起こらないということになります。  ただ、この先々ですね。確定申告、先々に確定申告などなさって、課税世帯でなくなったような方が出てくる場合、過去の臨時給付金のしつらえを見てましても、返金していただくということを、過去の給付金に関してはなってましたので、今現在ではそういう通知は来ておりませんけれども、先々でそういう通知が国のほうから来る可能性はあると考えております。 ○議長(松谷順功) 2番、大谷君。 ○2番(大谷保幸) 12月10日をもってってなことを言われたんで、もしかしたらその令和3年度の分も一応吟味して送付したんかなというふうなあれやったんで、質問させていただきました。大体の内容は分かったんですけれども、今後ともよろしくお願いしときます。 ○議長(松谷順功) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) すみません、ちょっと説明が下手くそで申し訳なかったです。  令和3年12月10日現在で住民でいらっしゃる方を対象としてということで、御説明をさせていただきました。失礼いたしました。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 1件お聞きします。9ページのところの地域振興費、14節の請負費、高野山森林公園のサテライトオフィスの整備工事費209万9,000円。これどのような工事をされたか、ちょっと教えといてください。 ○議長(松谷順功) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今、御質問の件ですけれども、先ほど7番議員さんがお尋ねになられた分と同じ内閣府のテレワーク交付金の関係となります。  まず、高野山森林公園の管理棟と呼ばれているところ、入ってすぐのスペースなんですけども、長らく倉庫みたいな扱いになってしまっておりました。遊休となっておりました。ここに、企業さんに入っていただけるオフィス、お貸しできるオフィスを整備する費用ということで、6月にテレワーク交付金を申請する際に、業者のほうから、こういう工事をしようと思ったら幾らぐらいかかるかということで見積もりを頂いて、それをもって申請をさせていただいて、今回、実際に工事を発注するに当たって設計書を作っていく段になりましたら、やはりコロナ禍の中で物の不足であったりとか、物の高騰、特に材木であったりとかガラス、それとか設備機器というものが、6月の時点よりもはるかに高い金額に上がってしまっておりました。そういうことで、当初予定してた工事費のほうが不足をいたしましたので、ここで209万9,000円、再度使わせていただくように積み上げまして、入札を行って事業を執行したということです。  かなり工事のほうも進んでおりますので、現場へ行っていただきましたら、入ったところの大きな広間のところが仕切られて、天井が入って、セキュリティーのしっかりとしたドアみたいなものが設置されて、Wi-Fi等も完備された、非常に東京とかそういうところからテレワークで来られるような企業さんにとっても使いやすい、そういうものに仕上がってまいっております。そのために必要だった経費ということで補正をさせていただいている分です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 今の説明で分かりました。 ○議長(松谷順功) 答弁はよろしいですか。 ○6番(中前好史) はい。 ○議長(松谷順功) ほかに質疑はありませんか。ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから承認第2号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度高野町一般会計補正予算(第8号))を採決します。  お諮りします。  本件は承認することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、承認第2号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度高野町一般会計補正予算(8号))については、承認することに決定しました。  以上で本日の日程は全て終了しました。  本日はこれで散会します。  御苦労さまでした。                午前11時09分 散会...